高齢社員戦力化のためのポイント

高齢社員戦力化のためのポイント

2024年1月22日 | We willグループ

社会保険労務士法人We willの太田です。
さて、今回は高齢社員戦力化のためのポイントについてご案内致します。
少子高齢化が進み人手不足が加速していますので、高齢社員にも存分に能力を発揮してもらうことが必要になっています。
定年引上げには、メリット・デメリットがありますが、60歳以降も戦力として働いてもらうにはどうしたらいいか?
高齢社員の働く意欲を高め、能力や強みを活かすため、安心して働けるような制度をご紹介致します。

①定年年齢や継続雇用上限年齢を引き上げる
・従業員間、年代間で仕事を融通し合い、助け合う社風づくりをしていく

②賃金を工夫する
・業務の内容・責任の程度・異動の有無・範囲等によって賃金を決める
・貢献の度合いによって納得感のある制度に整備する

③評価制度を工夫する
・成果・売上げに貢献する部分の評価項目の比重を抑える一方、後進・部下の指導の評価項目の比重を高くする
・いかに自分の経験・スキル・ノウハウを教えるか?いかに部下を育てたか?を評価する
・現役世代の役職に応じて、プロフェッショナル1級~6級など、モチベーションを上げる工夫をする

④役職や社員資格を工夫する
 仕事の役割や責任の範囲に応じて、勤務時間や賃金が異なる複数の雇用形態を設ける

⑤勤務形態を工夫する
・フルタイム勤務・短時間勤務等ライフスタイルに合わせて選択できるようにする

⑥活躍できる場をつくる
・担ってほしい役割と期待を明確に伝える

⑦道具や器具の工夫、機械化や自動化などの取組みをする

貴社での取組みはいかがでしょうか?
上記への取組みには、「65歳超雇用推進助成金」「働き方改革推進支援助成金」などの助成金活用のご提案もしていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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