就業規則の見直しをオススメします。

就業規則の見直しをオススメします。

2023年10月2日 | We willグループ

社会保険労務士法人Wewill 労務事務局です。
すっかり秋らしくなってきましたね。いかがお過ごしでしょうか?
今年もあと3か月。年末まであっというまですね。

さて、助成金のご提案をしながら、就業規則の確認をしていますが、法改正に対応していなかったり、曖昧な表現でトラブル回避ができていなかったりすることが多いため、就業規則の見直しのご提案もしています。

就業規則は、常時10人以上の労働者を使用する場合は、作成して、労働基準監督署へ届出する必要がありますが、就業規則は、会社の働き方BOOKなので、
従業員の方も安心して働くことができるように、従業員の人数に関係なく作成することをオススメします。

・有給休暇の年5日間の取得や時季指定の規定は入っていますか?
・休職や復職のルールは明確ですか?
・2022年4月からは、法律でパワハラ規程が義務付けられています。
パワハラやセクハラに対する明確な規定はありますか?
・個人情報の保護や情報漏洩に対するルールは明確になってますか?
・育児介護休業規程は、2022年10月に法改正がありましたが、それに対応していますか?

また、助成金を活用するにあたっても、
昨年10月からキャリアアップ助成金の正社員化コースの要件が厳しくなって、
正社員は、「昇給」と「賞与または退職金の制度」があることが必要になっています。
基本給や賞与、退職金、各種手当などに関して、正社員と非正規社員で異なるルールも必要で、正社員に転換する6か月以上前に、就業規則を整備しておく必要があります。

毎年、法改正がありますし、トラブルを未然に防いだり、助成金を活用したり、福利厚生を充実させて採用に有利としたりするためにも、就業規則の見直しも、ぜひお気軽にご相談ください。

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