最低賃金を上げると、設備投資費用が支給される助成金が活用しやすくなりました。

最低賃金を上げると、設備投資費用が支給される助成金が活用しやすくなりました。

2023年9月5日 | We willグループ

社会保険労務士法人Wewill 労務事務局です。
少しづつ、秋になりつつありますね。
いかがお過ごしでしょうか?

さて、今年10月からの最低賃金が確定しましたね。
静岡 944円→40円UP→984円
愛知 986円→41円UP→1027円
神奈川 1,071円→41円UP→1,112円

8/31(金)からは、最低賃金に関する助成金の「業務改善助成金」が拡充され、活用しやすくなりました。

地域の最低賃金との差額が30円以内である企業が、最低賃金を30円以上引き上げ、生産性をUPする設備導入をすると、その設備導入費用の75%以上の助成金が支給されますが、

・地域の最低賃金との差額が30円以内→50円以内
・賃金引上げ後に交付申請をすることが可能に

上記のように変更になりました。

最低賃金が上がると人件費が上がりますので、生産性を向上する設備を導入することによって、人手のかかる業務を、今よりも少ない人数や少ない時間で行うことができると、その対策にもなります。

助成金額の上限は、賃金を引上げる幅や人数によって決まります。

うまく活用していくと、毎年、業務で使用する機械設備の75%以上の助成金が支給されますので、ぜひお気軽にご相談ください。

top