2024年12月27日 | We willグループ
社会保険労務士法人Wewill 労務事務局です。
年末で寒さも厳しい頃となりました。追い込みや業務量の増加で仕事に追われる年末年始は、例年労働災害が増加する時期となります。
年末年始の12月は「 転倒災害 」、1月は「 墜落・転落災害 」が最も多く発生しています。年末の大掃除や機械設備の保守点検・連休明けの再稼働の作業 と通常業務以外の業務が多くなるほか、物流量の増加に伴う交通・荷役作業時の災害、積雪や凍結による転倒の危険が増します。また、多忙による焦りや疲労からミスやエラーが起こりやすくなります。そのため各事業場においては、安全確認の徹底、作業前点検の実施、作業手順・事業場のルールの遵守、安全衛生保護具の点検の実施が一層重要となってきます。また転倒災害や怪我の予防のため、身体機能の維持向上のための体操を取り入れたり、感染症予防を含めた労働者の健康管理にも事業場全体で取り組むことが大切になってきます。
重大な災害を発生させないためにも、改めて年末年始の労働災害防止対策の積極な取り組みをお願いいたします。
来年も、新しい情報をお届けしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。
皆さま 良いお年をお迎えください。