助成金活用のメリット・デメリット

助成金活用のメリット・デメリット

2023年3月3日 | We willグループ

社会保険労務士法人We willの太田です。
助成金は雇用の安定や人財育成、生産性をアップして働きがいのある働きやすい職場を作る取り組みを応援しています。
本日は、助成金の活用のメリットとデメリットについて書きたいと思います。

<メリット>
① 毎年助成金を活用することで経費を抑えることができ、返済が不要。何に使ってもOK(事業資金や従業員の福利厚生に使っているケースが多いです)
② 労務関係の帳簿類が整う。
 助成金に必要な帳簿類
・労働条件通知書・賃金台帳・出勤簿・就業規則
(助成金の審査では、これらの帳簿類の整合性や、残業代が正しく計算されているか確認されるので、未払残業や労働法に違反している場合は審査に通りません。助成金を活用していれば、必然的に整い、監督署の監査が入っても安心です)
③ 従業員の満足度アップに繋がり定着率も上がる
(従業員のための福利厚生制度を導入することで対象になる助成金が多いので、求人の際も差別化に繋がります)
④ 会社の売上アップに繋がる

<デメリット>
① 申請する際の帳簿類の準備や申請書類の作成に時間がかかる。
② 毎年要件が変更になったり、急に予算がなくなって終了することもあり変更についていくのが大変。
③ 会社都合の退職があると申請できない場合がある
④ 平均1年6か月~2年間の管理が必要なので、管理が大変

助成金は会社にとっても従業員にとっても、メリットが大きい制度です。
弊社では、まずしっかりとヒアリングをさせて頂き、会社に合った助成金をご提案しております。
お気軽にご相談ください。

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